クライマーのための肘のセルフケア方法

クライマーの方向け記事です。ジムや外岩で登っていると、肘にテーピングやサポーターしている人の多いこと。肘の痛みに対し、どのようなセルフケアをされていますか?痛いところだけマッサージやストレッチをしていませんか?でも、その痛みの原因はどこにあるのでしょう?大半は指や手のひらですよね。痛みが出る前、同じ課題や同じようなホールディングを繰り返していませんでしたか?ずっとカチってたり、オープンハンドを多用したり。

指を曲げるために必要な筋肉は手のひらから前腕につながっており、そのオーバーユースや過負荷が肘の故障につながります。なので、肘が痛い場合は指や手のひらをしっかりケアしてください。また、筋肉の凝りは上腕や肩甲骨周り、頸部にまで及ぶことも少なくありません。痛いところだけでなく、痛みに付随して起こる周囲の炎症や凝りをとることが、肘の慢性の痛みから解放される手段です。その際、マッサージやストレッチは痛みを感じるほど強く行ってはいけません。当院では指のケア、手のひらの筋肉のリリース・ストレッチをはじめセルフケアについてもアドバイスさせていただいております。

また、クリンプ系とオープン系では主に使う屈筋が違います。得意な形の保持ばかりやるのではなく、苦手な保持もできるよう鍛錬することで故障の予防にもつながります。

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